エネルギーを創る時代の設計図
3月4日~6日の3日間「ハウジング&リフォームあいち2011」が、吹上ホールにて開催されました。数ある出展ブースの中でも、ひときわ目を引いていたのがらいふくれよんブースです。そこには環境を考えたオリジナリティ豊かなハイコストパフォーマンスで実現する「らいふくれよんゼロスタイル」のモデルルームが建てられました。このモデルルームを設計したのが、MA設計室の眞木啓彰さんです。眞木さんの考える「ゼロスタイル」についてお話を伺いました。

- 「ゼロスタイルの家」の特徴を教えてください -
まずは、光熱費・CO2排出量ゼロがコンセプトとなっています。そして、太陽光パネルとエネファームもついた住宅を2千万円という価格で実現したことです。
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この価格にも関わらず、無垢のフローリングを採用したり、タイルや構造材に至る細かい部分までの仕様が非常に高いことも特徴ですね。また、普通よりも厚い断熱材や、ガラスのサッシで光熱費がかからないようにもなっています。長期優良住宅の基準を満たした設計となっていることもポイントです。維持管理が簡単で、劣化対策も出来ているので長い目でみてコストがかからない。そういう面でも環境にやさしいと言えますね。

- 環境と体にやさしい住宅を -
今や「エコ」であることは、最低条件になってきていると思います。環境と体にやさしいことは、もう当たり前と言えるのではないでしょうか。アスベストやホルムアルデヒドが問題になったことがありますが、ゼロスタイルではオスモカラーさんの自然塗料やモリケンさんの珪藻土を使っているのでそういった心配もありません。

- ローコストの秘訣は? -
それは・・・協力して下さる、らいふくれよんに加盟している専門業者さんや工務店さんのおかげです。正直言って、この価格でこのクオリティはありえないと自負しています。独立してから80件以上は手がけてきましたが、本当に信じられないコストパフォーマンスですね。家を建てたいという世代は、「子どもが小学校にあがる前に建てたい」という若い方が多くなっています。そういう点でも、安いコストで高い品質の空間を提案できることは意義深いことだと思います。

- 「創エネ」という考え方について -
例えば車のプリウスがいい例だと思います。最初は誰も手を出さなかったけど、今やエコカーは当たり前の時代です。住宅も今は過渡期にあると思います。太陽光パネルは認知されてきていると思いますが、エネファームはまだまだ浸透していない感はありますね。「高くて手が届かない」というのが一般的なイメージでしょう。ただ、月々に支払うお金が実際に減っていくのは高いメリット。しかも長期優良住宅です。このシステムを導入すれば、10年で元はとれると思っています。さらに、環境にもやさしい。エネルギーを「創る」という考え方は、これから普及していくでしょうね。

- 建築家として出来ること -
環境やエコについて考える場合、建築家がリーダーになっていかなければという使命感はありますね。CO2排出など直接的な影響だけでなく、考え方を普及させていくことや意識を底上げするという意味で、我々の仕事は非常に重要なポジションにあると思っています。建物の仕様を書くのは僕たち建築家です。だからこそ、次代のスタンダードを築ける立場にあるのも僕たちだと思います。ただ、それにもやはり限界はあります。工務店や専門業者さんの協力も必要不可欠です。らいふくれよんのように、三位一体となって取り組めることは強みですよね。こんなグループは他には無いんじゃないかな。

- これからやってみたいことを教えてください -
私のプランでは、今回がゼロスタイル第一号です。まず一歩を踏み出したという感じですね。これから、どんな敷地にも対応できるようにいろんなバージョンを作っていきたいと思っています。らいふくれよん全体で来年の春までに30棟が目標です。自信を持って提案できるプランなので、もっと実例をつくっていきたいですね。

あとは、小物にもこだわっていきたいかな。建築家はコーディネーター役でもあると思っています。今回も壁の色や、家具、階段などオリジナルのものを交えて演出しています。空間をトータル的に考えながらデザインしているので、そういう点でも安心してお任せください。